民俗芸能室

9.8福井県小浜市西相生六斎念仏拝見

令和元年9月8日、日曜日、西相生(奥窪谷)の六斎念仏を拝見しました。遠くの親戚に出会ったような、離散家族の再会のような感慨をもちました。集落の皆さん親切にしてくださってありがとうございました。


上鳥羽六斎念仏六地蔵巡り浄禅寺奉納を拝見しました

2017年(平成29年)8月22日、19時30分開始、京都市南区上鳥羽、浄禅寺で、上鳥羽橋上鉦講中が奉納される六斎念仏を拝見しました。

MCを務める山中さんは、六斎念仏の研究者で、日本中の六斎念仏をユーチューブにUPしてくださっており、お盆はいそがしくて、どこにも行けない私にとって、仏様のようにありがたい人です。

正直いって、京都の六斎念仏の芸能六斎というのはあまり好きではありません。祈りの芸として、ひっつんつんを評価してほしいと思うので、一般受けする、御座敷芸風の六斎を好きになれないのです。田舎者のひがみと言われればそのとおりです。

それでも、数ある六斎念仏の中で、上鳥羽六斎がもっとも貴重なのは、焼香太鼓を伝承しているからです。

「葬送儀礼として称名念仏が伝来した」と考えるからで、その証拠太鼓が焼香太鼓と思います。


台湾、新竹、中元節の民俗芸能

台湾では旧暦7月を鬼月といい、地獄の扉が開けられて、地獄へ落ちた亡者が帰ってくるので、縁者が供応をする月です。日本のお盆と違うのは、町の商店や会社でも、玄関の前に机を出して食べ物を供え、線香を立て冥土の紙幣を燃やしているところです。地獄の書記官、謝将軍(別名:白無常鬼)がうろうろしているので、心証を害すると金運社運を下げられてしまいます。

中元節(旧暦7月15日)の日、新竹城皇宮の祭礼は日本の神社のお祭りとよく似ています。神輿と太鼓をかつぐかリヤカーに乗せるかの違いです。